美しい日本の再建と誇りある国づくりのために、政策提言と国民運動を推進する全国組織の民間団体、日本会議(三好達会長)の燕支部が発足するのを記念して2日午後3時から燕市総合文化センターで桂福若師匠落語会「憲法改正を落語で語る」が開かれる。
福若さんは昭和44年生まれ、大阪市住吉区出身で父は4代目・桂福團治、母は歌謡声帯模写の翠みち代。女優の泉ピン子はいとこ。中学で福團治門下となり、天萬天神繁盛亭での独演会など大阪、愛知を中心に活躍する。
DVD『誰にでもわかる憲法改正の話 落語編』を発売しており、「今の日本国憲法には日本画ない!」と弁ずる熱血愛国、落語界の信長が初めて抱腹絶倒の憲法改正の演目を燕市で披露する。
日本会議は全国の都道府県単位に本部があり、さらにその下に支部をもつ。新潟県本部には10の支部があり、県央地域にも県央支部と燕・西蒲支部があるが、新潟県本部11番目の支部として新たに燕支部を発足し、会員を募集していくことになった。その発足を記念した落語会で、落語会の1時間前に同じ会場で燕支部の発会式を行う。
日本会議の最大の運動目標は憲法改正であり、そのための国民運動を展開している。新潟県本部の事務局長である燕市宮町、戸隠神社の星野和彦宮司は、ソ連の崩壊、中国の台頭、米国の衰退など世界の状況やパワーバランスが変わっており、「今の憲法は不備だらけ。もう1回、これでいいのかということを国民、市民から見直してほしい」と訴えている。
落語会の参加費は1,000円で当日、会場で受け付ける。申し込みやチケットの購入は戸隠神社(電話:0256-62-2747)へ。