5日の三条市は、日中は穏やかな晴れ間が続いたが、明け方の最低気温は3.2度で10月30日と前日4日の6.5度を3度余り下回るこの秋いちばんの厳しい冷え込みを記録した。
明け方の最低気温は午前6時13分の3.2度で、午後からは19度前後のぽかぽか陽気で、最高は午後1時54分の19.5度だった。
ことしは気温の寒暖差などから見事な紅葉を見せていた三条市下田地区。雲ひとつない青空だったこの日、北五百川の棚田から臨む袴腰や八木ヶ鼻は、紅葉の終盤を迎えていたが、モミジなどの赤や黄色、オレンジ色の彩りが鮮やかだった。
標高1293メートルの粟ヶ岳は、すでに紅葉の時期を終え、標高1537.2メートルの守門岳はことし2度目の冠雪ですでに白い。森町地内の田んぼでは、冬の使者ハクチョウ10数羽がエサをついばみ、7日の立冬にあわせて冬の足音も近づいているようだ。