8日に記念講演会、9日に表彰式や流觴曲水(りゅうしょうきょくすい)を内容に三条市・諸橋轍次記念館で第6回諸橋轍次博士記念漢詩大会が開かれる。
毎年恒例で8日の記念講演会は午後2時半から4時まで開かれ、中原健二佛教大学中国語学科教授が「杜甫の詩の表現について」をテーマに講演。誰でも参加でき、定員150人、入場無料。
9日は午前9時半から午後1時まで、全国から応募された漢詩の入賞、入選の発表と表彰式、選評、選者と受賞者による流觴曲水が行われる。審査員は黄名時名古屋額大学教授が務める。
流觴曲水は、水流に杯を浮かべて流し、杯が自分の前を通り過ぎないうちに漢詩をつくって酒を飲む、陰暦3月3日に行われた中国の古い遊び。その作法を再現するもので、2012年に中国から寄付された流觴曲水座石62個が配置された同記念館の庭園の池を使って行われる。