医療法人社団しただ(北澤幹男理事長)と社会福祉法人しただ(同)は、8日午前10時から正午まで三条市庭月、特別養護老人ホーム「いっぷく」で認知症に対する理解を深めてもらう講演会を開き、公益社団法人「認知症の人と家族の会」新潟支部副代表の等々力務さんを講師に「みんなで考える、認知症」のテーマで聴いてもらう。
等々力さんは『誰も書かなかった認知症の話 (現場からの報告) 』、認知症になっても心は生きている 』など著書も数多い。認知症の人を介護している家族は毎日、大変な思いをしているだろうが、認知症についてもっと知ることで、日々の気持ちが楽になるかもしれない。当日は講演を聴くだけでなく、等々力さんや職員に気軽に相談もできる。正午に終わる。
三条市家族介護支援事業として、主に要介護認定を受けている人を介護している家族などの心身の負担の軽減を図り、介護者を支援することを目的に開く。7月に認知症の人に対する家族の対応など実践的な内容で第1回を開き、今回が2回目。第1回は満員だった。
すでに介護をしている人だけでなく、将来に家族の介護を心配している人、介護について相談したい人などに広く参加を呼びかけており、当日参加も受け付ける。参加は無料。問い合わせは特別養護老人ホーム「いっぷく」(電話:0256-41-3322)へ。