ケンオー・ドットコムで9月から不定期連載している三条市在住のイラストレーター“また〜り”さんが16日、念願のLINE(ライン)スタンプデビューを果たした。
LINEはスマートフォンやパソコンで使える無料通話・メールアプリ。テキストチャットでイラストでコミュニケーションできるスタンプが使えるのが大きな特徴で、スタンプは無料で使える公式スタンプのほかに、登録制の課金スタンプがある。
また〜りさんは、“たもつ”名義で「新潟県らて」のタイトルで課金スタンプを登録した。「新潟の人に愛着がある」、「県外の人でも絵を見て何かを感じてもらえたら」と新潟の方言をテーマにした。
「うんめぇー」、「くっせー」、「かもす」、「べと」、「こんげいっぺ」、「だすけさっ」など、ネットも駆使して絵になりそうな方言をセレクトし、40個のスタンプと2つのアイコン風なイラストを完成させた。
作風は、きもくてかわいい、いわゆる“キモカワ系”。眺めているとじんわりとおかしさが伝わってきて、ほっこりさせられる。1コイン2円で50コインか、100円で購入でき、その約半額がまた〜りさんの収入になる。
また〜りさんは20歳代のOLでおひつじ座のO型。名前は非公表の謎の人だ。イラストを学んだことはないが、子どものころからキモカワ系のイラストを描くのが好きで、オリジナルTシャツのデザインを頼まれたことも。さらに紙粘土で立体にしたマグネットやクリップなどの小物も作っており、最近も新潟市で開かれたフリーマーケットに出店もした。
LINEスタンプは16日に公開されてから3日間で約2,000円の売り上げに。すでに第2弾「犬のような人」も登録を申請中。約3万件近い登録がある。「あくまでも趣味の域でたまに描いてみんなに楽しんでもらえれば」とまた〜りさんは話している。
また〜りさんのスタンプは、LINEアプリのスタンプショップで“たもつ”で検索するとヒットし、購入できる。このリンクからも購入ページへ移動できる。