三条市は25日、国定市政3期目初となる12月2日召集の三条市議会12月定例会の議案概要説明会を開き、三条市吉ヶ平自然体感の郷条例の制定や下田地区に建設する新最終処分場整備事業費などを含む一般会計補正予算など22件を説明した。
提出議案は、任期満了による人権擁護推進委員候補者の推薦についての人事案件1件、条例の制定や一部改正や廃止12件、指定管理者の指定2件、市道路線の廃止1件、契約の締結と一部変更3件、平成26年度の一般会計補正予算と特別会計の補正予算2件の計22件。
条例の制定では、三条市吉ヶ平周辺の自然環境を活用し、下田地域の観光振興の促進を図るために設置する「三条市吉ヶ平自然体感の郷条例」の制定として、同施設の名称を「三条市吉ヶ平自然体感の郷」とすることをはじめ、施設は、吉ヶ平山荘、キャンプ場、釣り堀、芝生広場、その他、管理は指定管理者が行うことなどが示された。
指定管理者の指定では、旧南小学校に設置される「三条市ものづくり拠点施設」の指定管理者として世田谷ものづくり学校の運営会社でもある株式会社ものづくり学校=東京都千代田区=を指定。指定の期間は平成27年4月1日から5年間。三条市民プールは、これまで同様に株式会社アクティスと環境をサポートする株式会社きらめき共同企業体を平成27年4月1日から5年間、指定。
契約の締結では、須頃・大島統合保育所建設建築本体工事請負契約、須頃郷地区内水対策整備(須頃郷第3号後援)工事請負契約締結、旧一ノ木戸小学校跡地調整池整備工事請負契約の一部変更についてがあった。
専決処分報告については、平成26年度11月21日専決処分予算として、衆議院の解散に伴う衆議院議員の総選挙にかかる経費として、職員人件費(3,847千円)と選挙費(30,691千円)の計34,538千円を計上した。
今12月定例会では、先の選挙では無投票当選を果たし3期目をスタートした国定勇人市長が所信表明を行う。
また、国定市長は、議案概要説明会の終了にあわせて恒例の記者会見を開き、「雪国下田の冬を満喫!冬のうきうきフェスタ始まります」など3項目を発表した。