夢立国プロジェクト実行委員会は、28日午後1時から3時まで燕商工会議所で「はやぶさ2公開講演会」を開き、NEC宇宙システム事業部シニアエキスパートの小笠原雅弘氏の基調講演とプロがプロに聞く公開討論会「はやぶさのものづくりに学ぶ」を行う。
小笠原氏は、1982年NEC航空宇宙システム入社。一貫してハレー彗星探査機「さきがけ」、「すいせい」、スイングバイ技術試験衛星「ひてん」、月周回観測衛星「かぐや」、そして「はなぶさ」など太陽系探査機の開発,、運用に従事している。
基調講演では、「はやぶさ2〜夢を力に〜」のテーマで聴く。プロがプロに聞く公開討論会「はやぶさのものづくりに学ぶ」では、「〜ものづくりの目の前の壁をどうやって破るか〜」をテーマに、小笠原さんを交えて地元企業の経営者がパネルディスカッションを行う。
パネリストは、武田金型製作所の武田修一社長、青海製作所の青海幸一代表取締役、小林製作所の小林直樹社長、“はやぶさ”開発者の小笠原氏、コーディネーターは新潟大学産学地域連携推進機構の松原幸夫教授。入場は無料で申し込みは必要なく、当日、会場で参加を受付ける。
主催の「夢立国プロジェクト」は、新潟大学が産官学連携で個々に取り組んできた「NIIGATASKYPROJECT」、「燕プロジェクト」、「高齢者就労促進プロジェクト」の3つのプロジェクトを統合し、地域社会にイノベーションと繁栄をもたらすことを目指すプロジェクト。