第12回山田昌男写真講座生作品発表会が29日から12月1日までの3日間、三条東公民館で開かれており、同講座に学ぶ三条や加茂、燕の写真愛好者が撮影した写真70点余りを展示している。
同講座は、カメラのアート=本店・三条市東三条1=が新潟市の写真家山田昌男さんを講師に18年前から開いており、写真の基礎から一眼レフカメラを使った撮影技法や、撮影のマナーまで指導。三条と加茂の2会場で1年単位の講座として開催しており、2カ月に1回の講座をはじめ、撮影会も開いている。
作品発表会は1年の成果として毎年、開催。実行委員会(寺沢毅実行委員長)が主催し、ことしの講座生42人のうち37人が2点ずつ74点と、賛助出品の山田昌男さんと(株)新潟フジカラーの小林貴雄さんの作品各1点の計76点を展示。
全体のテーマは設けず、人物や風景、花などさまざまなジャンルが70点余りのボリュームで展示されており、全作品を見終ると、たくさんの季節を巡って、さまざまな場所に出かけてきたような気分にもなりそうだ。
各作品には、画題と撮影者のほか、撮影場所、使用カメラやレンズ、絞り値やシャッタースピード、さらに作品への想いのコメントもあわせて紹介している。
また、今回は、講座生などが日ごろ使っている機材も展示しており、マクロレンズや望遠レンズなどを使った時の見え方、一眼レフカメラにしかできない撮影技法などを体験してもらうコーナーも用意している。
作品発表会は、入場無料。初日29日は午後1時から午後7時まで、30日は午前9時から午後5時まで、最終日1日は午前9時から午後4時まで。30日午後2時から、山田昌男氏が全作品を講評する。