国定勇人三条市長は9日午前9時から市役所で記者会見を行い、バングラデシュで三条市の行政サービスの改善の事例を発表、23日に中央公民館で開く公民館のPRイベントなど9項目を発表した。
国定市長は冒頭、図書館栄分館の「しかけ絵本」蔵書日本一を目指す「めざせ!しかけ絵本日本一プロジェクト」として、しかけ絵本の購入資金をクラウドファンディングで募集したが、目標金額の50万円に対し締め切りの11月29日までに59万7千円の支援があり、目標を達成、プロジェクトが成立したことに感謝した。
バングラデシュでの三条市の事例発表は、バングラデシュで開かれる18日のカイゼン国際大会で三条市長がスピーチ、業務改善の視察を行い、20日のカイゼンネットワークミーティングで三条市の事例発表などを行う。
大会開催国のバングラデシュは、ことし3月に福岡県福岡市で開かれた第8回全国都市改善改革実践事例発表会に海外から初めて参加し、第9回が来年3月に三条市で開催されることから、独立行政法人国際協力機構(JICA)を通じて「カイゼン国際大会」への招待を受けた。
中央公民館の「まちなか雪と灯りのコンチェルト」は23日夜、たき火体験や千本のキャンドル&竹灯篭イベントなど中央公民館の館内外を活用したイベントを行う。
また、三条市の若者団体「まんなかフェス実行委員会」が新潟NPO主催の新潟県内NPO表彰」スケールの大きい夢がふくらむ活動に贈られる「がっと賞」を受賞したことも紹介し、表彰式でプレゼンテーションも行った近藤雅哉実行委員長(21)は「今後ともいろんな活動を膨らませてUIターンを増やしたい」と話した。発表項目は次の通り。