12日夜から降り続く雪で、14日の三条市は午前9時の積雪は46センチ(三条市消防本部調べ)となり、前日13日午前9時の14センチから一気に32センチも増える大雪となった。
雪は13日夕方から強まり、午後5時の積雪は17センチだったので、ひと晩で約30センチも積もった。午前9時現在、雪は小康状態だが空は一面、鉛色。午前9時の気温は0.7度で、明け方までの最低は-0.6だった。
この雪により、三条市消防本部には朝までに、雪のために車が動けなくなったことからの救助要請が3件あり、出動。けが人はなかった。
また、三条地区では13日夜半から一斉に除雪車による除雪作業が行われた。まとまった降雪で午前8時時点でも作業は継続中で、市役所には市民からの問い合わせなどの電話が数多く寄せられ、担当の建設課では対応に追われている。
男性用の長靴でも雪に埋まるほどの積雪のなか、朝の市街地では家々の人たちがスコップやスノーダンプで除雪を行っていた。近所の人とのあいさつは「降りましたね〜」、「きのうはこんげんねかったのにね」。「雪かきが終わったら、選挙に行ってくるて」と話す人もいた。