衆院選投票日の14日の投票状況は、三条市の午前11時の投票率は10.60%で、前回衆院選の同時刻の18.54%を約8ポイント下回り、燕市では午後1時で21.05%と、やはり前回同時刻の27.99%を7ポイント近く下回っている。
前夜に降った大雪が影響したのは間違いなく、とくに午前は雪かきに追われた人が多かったと思われ、最終的な投票率でも前回を下回りそうだ。
燕市第十投票区投票所が設置された燕南小学校では、投票所担当の市職員が朝から玄関前の雪かきを行って通路を確保。投票所を設置した体育館では、7台の石油ストーブで暖をとったが、もちろん全体を暖めることはできず、底冷えのする寒さだった。
投票に訪れる市民も歩くのもおぼつかない高齢者や車いすに乗った人もあり、雪国にとって積雪期の投票は負担が大きい。