燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」は、リニューアルオープンから4年になるのを記念して20、21の2日間、同センターで周年祭を開いており、プリザーブドフラワー体験講座、ステンレス鋳造「リロンデル」調理実演会、3Dプリンター無料体験会などを行っている。
プリザーブドフラワー体験講座は「クレイマカロン キャンドルアレンジメント」を製作。2日間とも午前と午後の2回行っているが、すでに定員いっぱい。講師は新潟市西区の花芸術文化協会認定教室「FLORAL BOUTIQUE VERY」のETSUKOさんが講師で、20日はプリザーブドフラワーにクレイマカロンなどをあしらった、おいしそうにも見えるキャンドルアレンジメントを製作体験し、参加した女性はウキウキで持ち帰っていた。
ステンレス鋳造「リロンデル」調理実演会は、来年1月発売の市場初のステンレス製鋳造ホーロー鍋「リロンデル」を使った調理実演で、2日間とも午前11時からと午後2時からの2回、行っている。
「リロンデル」は金属加工の部品メーカー、有限会社サトウワックス=燕市分水弥生町=の初めての最終製品で、ステンレス鋳造のホーロー鍋。ステンレスのさびにくさと熱伝導の良さ、鋳物鍋のもつ保温性をプラスし、機密性が高いので無水料理にも最適で、煮る、焼く、蒸す、炊くの1台4役をこなす万能鍋。深型と浅型で5つのアイテム、やわらかい色合いの6色をラインナップする。価格は2万8,000円から3万2,000円。発売後、早い時期にソースパンを追加ラインナップする予定だ。
調理実演するのは、豆乳シチューで、調理が完成するのを待つ間もあらかじめ調理しておいたカリフラワーのポタージュを試食してもらっている。ほとんど水を使わずに調理し、野菜本来のうま味を十二分に引き出した料理を味わえる。
3Dプリンター無料体験会は、燕三条地場産業振興センターが所有する3Dプリンター「SolidWorks」を設置して鎖や燕三条ブランドのロゴマークを作るデモンストレーションとサンプル品の展示、技術スタッフによる説明、3Dプリンターで作成したグッズの無料プレゼントを行っている。3Dプリンターを見物する人が絶えることは少なく、関心の高さを象徴していた。
ほかにも抽選券付きのちらしや2,000円の買い上げごとに1回、抽選に参加できるガラポン抽選を行っており、21日は燕市の観光PRキャラクター「きららん」が午前11時半からと午後1時からの2回、登場し、自由に一緒に写真を撮ることができ、気軽な来場を呼びかけている。