燕運送株式会社(柳原秀治社長・燕市蔵関)のグループ会社、有限会社グローバル(同・同市小高)は24日、燕市社会福祉協議会(青柳芳郎会長)にチャリティーゴルフコンペで寄せられた30万円を寄付した。
午前10時にグローバルの柳原社長が市社協本所を訪れ、市社協の青柳会長に30万円の小切手を包んだのし袋を手渡した。
グローバルは燕運送のグループ会社のひとつで、人材派遣業や石油製品販売業、不動産管理業などを行っている。毎年、取引先や関連企業を対象にチャリティーゴルフ大会を開き、会場の長岡市寺泊・ヨネックスカントリークラブや参加企業から協賛してもらった商品のチャリティーオークションと参加者の寄付などを合わせた善意を寄付している。
過去には燕運送で4回開いた後、グローバルが引き継いでから今回で7回目、通算11回目の寄付となり、これまでの寄付は合計で580万円にものぼる。ことしのコンペは11月30日に開き、42人が参加した。
これまでは市社協に寄付したが、燕市老人福祉センター内にある市社協は来年度、燕市の旧吉田庁舎に移転する。同センター内には、障害者が運営するふれあい喫茶「ぽぽ」があるが、利用者の4割が市社協職員。来年度から運営が厳しくなることが予想されるため、今回は「ぽぽ」の収入の組み入れてもらうことにした。
柳原社長は、今回の寄付が「『ぽぽ』の存在を知らしめるような、PRにつながればいい」と期待し、「来年以降も引き続きやっていきたい」と話していた。また、献血にも協力して毎年、燕運送を移動採血車「ゆうあい号」が訪れており、ことしも26日午前10時から行われる。