曜日の関係で例年より2日早い官庁仕事納めとなった26日、燕市では勤務時間終了前の午後4時半から市役所で鈴木力市長が年末の訓示を行い、部課長と保育園園長ら約50人が出席して訓示をそれぞれの部署へ持ち帰った。
鈴木市長はことし4月の市長選で無投票で再選を果たした。公約に掲げた人口増戦略の3つの人口について話した。定住人口は病児・病後児保育を開設したこと、活動人口は健康づくりマイストーリー運動に3,000人以上が登録したこと、交流・応援人口はふるさと納税に8,000万円近い申し込みがあったことをあげ、「当初、描いていた以上にいいスタートが切れた」と自己評価した。
新市建設計画として取り組んできた斎場建設、西部学校給食センター、分水消防署の3つの箱物も完成し、「大変、意義深い1年になった」が、まだ課題は多く、年明けには国が掲げる地方創生に燕市として取り組まなければならないと気を引き締めた。
ことしは例年より長い連休になるが、仕事始めから経済対策などの対応に迫られると思うので、休暇中はしっかり体を休め、頭をリフレッシュするとともに、飲食を伴う季節なので、体に気をつけ、交通ルールを守っていい新年を迎えるよう祈った。
最後に、「本当にことし1年ご苦労さまでした。大変ありがとうございました。そしてまた来年、元気な顔で皆さんと再会できることを楽しみしていきたい。来年もよろしくお願いします」と締めくくった。