加茂市を中心に組織する日本ボーイスカウト加茂第1団とガールスカウト新潟県第30団は26日、ことしも街頭募金で募った善意を加茂市社会福祉協議会を通じて赤い羽根共同募金の歳末たすけあい募金に寄付した。
午後1時半にボーイスカウトの小柳真人カブ隊長とカブ隊の山田康太君(小2)、ビーバー隊の谷口大和君(小1)の3人、ガールスカウトの中原由美子ジュニア部門リーダーと渡辺蘭さん(小6)の2人が、それぞれのメンバーを代表して加茂市役所を訪れた。
どちらも毎年、加茂市内の定期市やスーパーマーケット前で募金活動を行い、集まった善意を歳末たすけあい募金に寄付している。
ことしは、ボーイスカウトが12月14日に加茂駅前と番作商店、定期市の3カ所に分けて募金活動を行って15,545円、ガールスカウトは12月6日に新津フードで午前と午後の2回行って11,973円が寄せられた。
「みんなで受け取った募金です」とそれぞれが善意の入った募金箱を、新潟県加茂市支会会長の小池清彦市長に手渡した。
小池市長は、大雪や寒さの中での募金活動をしてくれた子どもたちに、「大変でしたね、そういうなかでご苦労さまでしたね」とねぎらった。加茂市で歳末たすけあい募金の街頭募金をしているのは、両スカウトだけと言い、「きょういただいたお金は貴重な大事なお金。困っている人たちのところへいきます」。
「みなさんの活動は大変、大事な活動で皆さんが一生懸命されると、(市民)みんなが博愛の精神を起こして明るくなります」、「この活動はすばらしいことで、ありがたく大事なこと」と重ねて感謝した。