大みそかの31日、県央地域では雪が本格的に降り始めた午後9時ころから神社や寺には二年参りの参拝客が訪れている。
燕市南三丁目の金山神社では境内でたき上げを行っているので1年間、神棚を飾っていたしめ縄や縁起物をもって参拝に訪れる人が多く、燃え盛る火の中に投じると、拝殿で手を合わせてお神酒をいただいた。
夕方まではほとんど雪がなかったのに、午後9時ころには境内が雪で真っ白。拝殿前を飾る門松もそれと気付かないほどすっぽりと雪で覆われていた。
燕市宮町の戸隠神社では、参拝客のために近所の人たちが参道で雪かき。テントの下ではよりどりみどりのお守りや縁起物が並んだ。今回は近所の飲食店が初めておでんと年越しそば、酒を売る店を出してくれた。
いずれしろ二年参りの参拝客でにぎわい始めるのは午後11時過ぎで、紅白歌合戦が終わるのが合図のように一気に参拝客が増える。三条市、燕市、弥彦村には暴風雪警報が発表されているが、午後10時現在は雪は降っているもののまだ風はそれほど強くない。