新潟地方気象台は31日午後4時14分に県内各地に暴風警報を発表し、県央地域では三条市、燕市、弥彦村に発表した。
31日の三条は未明から明け方の気温が高く、最高気温は午前3時51分に記録した6.9度。日中もじわざわと気温が下がり、午後4時には2.0度まで下がった。
雨量は午後1時までの1時間の5.5ミリを最高に正午から午後6時までに累計23.5ミリを記録するまとまった雨となり、午後から雷が鳴ったり、突風が吹いたり、さらに夕方から気温が下がるとみぞれに変わり、しだいに荒れ模様だった。
新潟地方気象台の31日午後4時52分の発表では、1月1日未明から2日にかけて強い冬型の気圧配置となり、上空に強い寒気が流れ込む見込みで、県内では暴風や大雪に警戒を呼びかけている。
県内は12月31日夜遅くから暴風となり、1月2日にかけては大雪となるおそれがある。31日夜のはじめころから1月1日未明にかけて、北西の風が非常に強く吹く。1日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、下越・佐渡で陸上21メートル(35メートル)、海上23メートル(35メートル)、上・中越で陸上20メートル(35メートル)、海上22メートル(35メートル)と、台風並みだ。
1日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で下越で平野30センチ、山沿い60センチ、中越で平野40センチ、山沿い80センチ、上越で平野40センチ、山沿い80センチ、佐渡で10センチ。その後、2日にかけても雪が降り続くため、降雪量はさらに増え、2日午後6時までの24時間降雪量は中越の山沿いを中心に60から80センチの見込み。