2015年の元日を迎えた三条市は、最低気温は氷点下の厳しい冷え込みながら穏やかな曇り空で、神社や寺には家族連れなどが初詣に訪れていた。
大みそかから三条市など県内各地に暴風雪警報が発表されるなど荒れ模様の元日が予想されたが、未明に警報は解除になり、三条市では静かに新年を迎えた。
前日は雨が夜の初めから雪に変わり、午前9時の積雪は12センチ(三条市消防本部南分遣所観測)。明け方の最低気温は−0.5度で、日中は1度前後が続く、厳しい冷え込みだった。市街地でも柔らかな雪で白く覆われ、一部で除雪車も出動した。
二年参りでもにぎわった三条市の八幡宮では、小さな子どもを連れた夫婦や何世代かの10人以上の大所帯など家族連れが次々と訪れ、寒さとともに身が引き締まるような空気の中で手を合わせた。拝殿では、新年の祈祷などが行われていた。