第10回記念の三条市元旦マラソン大会は荒れ模様でも史上最多の1,511人が参加 (2015.1.2)

三条市と三条市体育協会は1日、第10回記念大会三条市元旦マラソン大会を開き、荒れ模様の予報をよそに昨年を34人上回る史上最多の1,511人の参加者が元旦の三条を駆け抜け、4年連続の参加者数記録を更新した。

前日には暴風雪警報が発表され、大雪や荒れ模様の予報で参加者の減少も予想されたが、元旦は曇り空から薄日も除いた静かな年初めとなり、事前に申し込んだ1,196人とオープン参加の315人の計1,511人が参加し、4年連続の記録更新を達成した。

今大会は、昭和48年の旧三条市時代から通算44回目で、市町村合併で新三条市となり10回。参加者数は平成17年の第1回が931人で、ランナーズチップを採用した20年の第4回が1,312人と爆発的に増えていた。

午前8時15分から三条市総合体育館で開会式を行った。ことしも3キロコースに出場した国定勇人市長は、「皆様方にとりまして素晴らしい一年になりますことを、この元旦マラソンを最後まで駆け抜ける姿を通じて再現をして頂きたい」。「みなさんが全員最後まで走り抜くことができますれば三条市もますます安泰で、確実に飛躍の年になっていく」と新年のあいさつ。

参加者を代表して大崎小学校6年の長谷川麗菜選手が選手宣誓を行い、10回ごとの継続出場者表彰では、40回の吉田淑さん(68)や30回の富樫武男さん(77)をはじめ、20回4人、10回37人の計43人を表彰した。

最初の部門がスタートした午前9時の気温は0.6度、積雪は12センチ(三条市消防本部南分遣所観測)。スタート付近では、選手の走る道路に積雪はなく、明け方まで氷点下も記録した今朝は、道路の端や歩道に残る雪は踏むとバリバリと音がして凍みているところもあった。

競技は、例年通りの3キロ、5キロ、10キロ、歩け歩けコースの4種と、仮装したランナーが競技に参加する「仮装の部」。

沿道では、「新春　三条市元旦マラソン大会」と書かれた小旗を持った市民が「がんばれ〜」、「もう少し！」と声援を送り、ランナーも余裕の笑顔や苦しそうに手をあげる人など、それぞれが応えていた。仮装のランナーは、羊をはじめ、アニメやゲームのキャラクター、フナッシー、『アナと雪の女王』のオラフ、富士山などをイメージした仮装もあり、大会を大いに盛り上げた。各部門の3位以上は次の通り。