三条市神明町、シェアスペース&ライブラリー「燕三条トライク」で9日午後6時半から劇作家の岸井大輔さんを迎えて「まち ←→「 」をかんがえる」をテーマに岸井さんのトークとトークセッションが行われる。
岸井さんは1970年生まれ。95年から演劇の創作方法による形式化を目標に定め、演劇とは何かを問う作品群を発表。まち歩きや商店街のパーティーそのものを作品として提示してきた。09年から12年にかけて東京都と共催で戯曲『東京の条件』を上演。代表作に『potalive』、『文(かきことば)』、『P』などがある。
江戸時代の三条では、江戸から釘鍛冶職人を招き、農家の副業として和釘の製造を指導し、奨励した。近年は地域を越えてものづくりのまちとしての三条の活性化を図る事業が多く行われ、地域外から訪れるクリエイターが地域とつながり、滞在しながら継続的な創作活動を支援する事業も進んでいる。
現代においては、「地域の外から人がやってきて、地域とつながりながら何かをする」とはどういうことなのか。そのとき、地域の外からやってくる人、地域にいる人は何を思い、双方の間にはそれぞれどんなことが起きるのか。
そこで、03年から多くのまちに入り込み、まちの声を聞き、まちにかかわってきた岸井さんを迎え、地域外部から創作者がやってきて地域住民とつながりながら創作活動をすることの具体的事例を元に話してもらい、対話して理解を深める。
参加料金は1,500円、飲食は自由に持ち込める。定員15人になりしだい締め切るが、まだ少し空きがあり、秋があれば当日参加もできる。申し込みは、電子メールで件名を【まち ?「 」をかんがえる 申込み】とし、氏名(ふりがな)、参加人数、電話番号を記入して「gocco.occog@gmail.com」へ送信する。返信をもって申し込み完了となる。問い合わせは電話(070-1375-3445・マキタ)か先のメールで。