燕市観光協会(山崎悦次会長)では、ことしは4月19日に行う分水おいらん道中で主役のおいらん役をはじめ、行列を編成する付き人を担う人を1月31日まで募集している。
おいらん役は例年通りで、行列で歩く信濃太夫、桜太夫、分水太夫に加え、写真撮影用の染井吉野太夫の4人を募集している。応募資格は学生を除く18歳以上の女性で健康で体力に自信がある人で、身長が155センチ以上170センチ未満。既婚か未婚か、住所は問わない。産前か産後1年以内の人は不可で、開催当日以外にも二次審査会と3回の事前練習に必ず参加できること。
おいらん役の審査は、書類選考のあと3月1日に二次審査会の面接で決める。練習は3月15日、4月3日、4月15日の3回。
付き人の配役は、ほうかん、手古舞、新造、かさ持ち、提灯持ち、みどり・かむろ、舞妓。手古舞、新造、かさ持ちはこれまで年齢の上限を設けなかったが、あるていど年齢をそろえるために手古舞と新造は30歳以下、かさ持ちは35歳以下と上限を設けた。
提灯持ちの対象はこれまで小学校1年生以上だったが、提灯をひきずる子どもがあるため3年生以上にした。ほかはほぼ例年通り。
いずれも募集期間は1月31日まで。おいらん役は上半身の正面と側面を撮ったL版で縦のカラー写真1枚ずつを同封し、住所、氏名、電話番号、身長、年齢を記入した用紙を同封して同協会へ郵送する。
付き人は希望する配役の名称、応募者氏名(保護者名)、年齢(児童は新年度の学年)、身長、住所、電話番号(当日)を記入し同協会へ直接か郵送、ファクシミリ、ホームページ、電子メールなどで申し込む。昨年はおいらん役に例年並みの65人が申し込んだ。問い合わせや申し込みは、燕市観光協会事務局へ。応募先と付き人の各配役の募集人数、性別と年齢、備考は次の通り。
■応募先「燕市観光協会」
〒959-1263 新潟県燕市大曲4330−1(燕市産業史料館内、月曜定休)
電話:0256-64-7630
ファクシミリ:0256-64-7638
E-mail:tsubame-kankou@za.wakwak.com
HP:http://tsubame-kankou.jp/
配役 | 人数 | 性別・年齢 | 備考 |
---|---|---|---|
ほうかん | 4人 | 女性:18歳以上(学生を除く) | 練習3回に必ず参加 |
手古舞 | 7人 | 女性:16歳以上 30歳以下 | 3/15(日)に必ず参加 |
新造 | 9人 | 女性:16歳以上 30歳以下 | 3/15(日)に必ず参加 |
かさ持ち | 4人 | 男性:18歳以上 35歳以下(学生を除く) | |
提灯持ち | 3人 | 男児:小学3〜6年生※新年度の学年 | |
みどり かむろ |
12人 | 女児:小学1〜2年生※新年度の学年 | |
舞妓 | 30人 | 女児:小学1〜6年生※新年度の学年 | 着物は参加者で用意 |