21日の三条は明け方、放射冷却現象で厳しく冷え込み、最低気温は-3.6度。12月16日の-3.7度に次ぐこの冬2番目の厳しい冷え込みだった。
朝は抜けるような快晴だったが長続きせず、昼前には曇り空に。気温は毎正時で午前11時の1.1度でようやく氷点下を脱し、最高気温は4.3度だった。
三条市下田地区の島川原では朝もやが広がり、積雪の表面がかちかちに凍って自然に雪が降り積もったままの所でも足がもぐらずに歩けるようになる「しみわたり」ができた。
1年で最も寒さが厳しくなるころとされる「大寒」だった前日の気温は最低-0.1度、最高4.2度だったが、最低気温はそれを大きく下回った。
ただ「大寒」は1月20日から「立春」前日の2月3日までの意味もあり、冬の寒さは間もなく峠を越える。