弥彦村選挙管理委員会(堀内岳郎委員長)は26日、前日25日に行われた弥彦村長選で当選した小林豊彦氏に当選証書を付与した。
午後2時半から村役場で付与式を行い、小林氏は武田芳久後援会長とふたりで出席。堀内選管委員長は「村民の負託に応えるべく、任期をまっとういただくようお願い申し上げる」とあいさつして小林氏に当選証書を手渡した。
当選証書を受け取った小林氏は「弥彦村民の皆さん全員と豊かな村づくりに取り組んでまいりたい」とあいさつした。
選挙運動中はつじ立ちもあって毎日、午前4時前に目が覚めていたが、当選から一夜明けたこの日は、5時50分に起床した。目覚めの気分は「さあ、これからやらんきゃだめらと緊張が強いですよ」。「今度は逃げられない。言い訳できないもん。自分が全部、責任をとるということでもう腹を決めてますから」と気を引き締めた。
任期は2月22日から4年間、初登庁は休み明けの翌23日で、それまで1カ月近くある。初登庁までの間、「弥彦グランドホテル跡地もいつまでどうゆう組織でやるか、もうひとつは副村長を早めに決めること」と言い、議会での提案に向けて副村長の人選も進め、村政を停滞させず初登庁と同時にかじ取りできるよう準備する。
また、いちばんの課題は財政力強化で、内容の伴う政策が実現できるように財政力を強化したいとする一方、「明るい村民主役の村づくりはお金がかからないので、すぐにでもできる」と話した。