「エビ系ロングセラー商品同士の完全コレボレーション」とうたう、ハンバーガーチェーン・ロッテリアの「エビバーガー」と菓子メーカー・カルビーの「かっぱえびせん」がコラボレーションした「かっぱえびせんバーガー」(税込み380円)が28日、発売された。どちらもエビとはいえ、味が想像しにくい一見、とっぴな組み合わせ。大企業同士のコラボだけに大外しはないだろうし、意外性が高いほど食べて見たくなるというもの。久しぶりに発売日に食べてみるという消費行動に出てみた。
フライドポテト「ふるポテ(かっぱえびせん風味)」(税込み300円)も同時に発売されたので、あわせてオーダー。包み紙には見慣れた「かっぱえびせん」のパッケージと同じロゴとエビが大きくデザインされ、「やめられない、とまらない!」のキャッチフレーズも。見ているだけで「かっぱえびせん」の味が口のなかに広がるようだ。
リリースによると、エビパティの衣に粉砕した「かっぱえびせん」を使用しているとのことで、エビパティの外側からもそのことが見てとれる。さらに「かっぱえびせん」が「天然えびが殻ごとまるごと入ってる」がコンセプトであることから、タルタルソースにも粉砕したサクラエビを使ったと言う。
ベースは「エビバーガー」なので、エビをたっぷりと味わえることに変わりはない。使われている「かっぱえびせん」は、菓子の状態よりもずっと柔らかく、言われなければ「かっぱえびせん」が入ってると気付かない人が多いだろう。
しかしサクサク感は明らかに向上。ぷりっとしたエビ、サクサクした「かっぱえびせん」、とろっとしたタルタルソースのコンビネーションが絶妙。「エビバーガー」を食べた遠い記憶と比べて「かっぱえびせん」が入った方がおいしいように思う。2月下旬までの期間限定販売なので、興味をもった人はぜひ忘れずに食べたいところだ。
ついでに「ふるポテ(かっぱえびせん風味)」に付く「ふるポテの素」は、「かっぱえびせん」を粉々にしたような印象で、「かっぱえびせん」そのもの。これも「やめられない、とまらない」になりそうだ。