三条市・一ノ木戸商店街のみんなのまちの交流拠点「みんくる」は、昨年12月からカップルで思いを確かめたり、片思いの人が告白する勇気づけにしたりと活用できる企画「恋届」を行っている。
千葉県流山市が映画『百瀬、こっちを向いて。』のロケ地として協力したのを記念して昨年2月から「恋届」を受け付けている企画にヒントを得た。婚姻届に似せた書式の「恋届」を作成した。
自分の名前と恋人や好きな人の名前を書き、告白日や出会いのきっかけ、相手のすきなところなどを書いてもらい、判を押して返す。入り口を入ってすぐのところに恋届を結ぶ「恋の巻き場」呼ぶ格子を用意。カップルの思い出になり、片思いなら恋届を提出して思い切って告白に踏み出してもらおうというねらいだ。もちろん無料。
庭には恋のかぎをかける場所もある。かぎの販売や有料で恋届の証明書の発行も行っている。恋届けの提出はまだ10通もないが、自称“恋愛課長”こと職員の近藤雅哉さんによると、「かぎをかけたあと、かぎをみんくるの赤レンガのなかに差し込んでおくと恋が長続きするジンクスがある」んだとか。詳しくは「みんくる」(電話:0256-55-1162)へ。