工具のメーカーベンダー、(株)アイガーツール=松谷昊吉社長・三条市東裏館2=は、28日から30日まで同社で問屋を対象にした展示会「チャレンジフェアー」を開き、国内外の作業用やホビー用の専門ツール、便利グッズなどを集めた「一味違う」商品を提案した。
毎年、問屋を対象に開いている。今回は、定番商品のほか、懐中電灯から作業等など豊富な品ぞろえのLEDライト、プラスチック製の工具ケース、小型だが耐荷重200kgからの台車、ヘルメット、携帯電話の充電もできるマルチジャンプスターター、電動で伸縮する杖などユニークな商品も並んだ。
同社製のマルチジャンプスターターは、リチウム電池式で、75ミリ×131ミリ、重さ300グラム。小型だがバッテリー上がりの自動車の始動に使える。ふだんは、スマートフォンや携帯電話の充電器として使える優れもの。自動車ルートはもちろん、農機具関係からも引き合いがあるという新商品。
また、アウトドアブランドのアウトドア用小物、スマートフォンやタブレット端末の防水バッグを、工事現場などの作業用に提案するなど新たな販路に向けた提案も行った。
同社の展示会は、一般的な商品を並べるのではなく、ほかでは取り扱っていないような商品や同社よりすぐりの商品を、問屋や小売店へ提案というスタイルでアピールする。