燕三条プライドプロジェクトツーリズムグループは、3月4日午後7時から同センターで講演会を開き、「おさかなポストの会」の山崎充哲代表を講師に「多摩川に学ぶ外来生物の危険性〜これだけは知っておきたい自然を壊す生き物の話〜」のテーマで聴く。
山崎さんは、神奈川県川崎市多摩区在住。東京多摩川の清流復活に奔走し、以後、水辺の安全教育・自然環境教育・魚の飼育を通して情操教育に尽力。移動式水族館や育てられなくなった魚やカメを預かり、飼育しながら里親を探す活動「おさかなポスト」などを発案し、管理運営している。
水辺の安全教育委員会/ガサガサ水辺の移動水族長で、「おさかなポスト」創設者で代表。川崎市特別派遣講師(理科)。東京都レッドデータブック選定委員。自然環境コンサルタント株式会社建設技術研究者代表を務める。
受講料は無料、定員100人で先着順で締め切る。申し込みや問い合わせは、燕三条地場産業振興センター・燕三条ブランド推進室(電話:0256−36−4123)へ。
主催のツーリズムグループは、燕三条地域のグリーンツーリズムの水深や燕三条まちあるきを行っている。「外来生物は、生物多様性の保全を脅かす原因のひとつであり、カミツキガメなどペット由来の外来生物は燕三条地域にとっても、とても身近で大切な問題」、「外来生物の現状と多摩川での先進的な取り組みを紹介することにより、外来生物に関する知識を身に着け、どう対応したら良いのかを考えるきっかけにしてほしい」と学生や子どもたちも含め広く大勢の人に聞いてほしいと来場を呼びかけている。