9日からの寒波と雪で県は10日午前11時、県豪雪対策本部を設置するとともに、上越市の安塚区、大島区、牧区に県災害救助条例の適用を決めた。
県は雪が重くなっており、こまめの雪下ろしが必要になっているが、無理をせずに困った時は行政機関に相談するよう呼びかけている。
上越市は同じく午前11時に大雪災害対策本部を設置したほか、今回の大雪でこの日午前9時に十日町市が豪雪対策本部、魚沼市が午前11時に大雪警戒本部を設置している。
県内の在来線では、県央地域を通過する路線は正常運行しているが、上越や魚沼地域を中心に列車の遅れや運休が出ている。また、県内の高速道路はほとんどがチェーン規制が行われており、午後0時半現在では関越道で上りの小千谷インターから堀之内インターまで衝突事故で通行止め、下りの小出インターから小千谷インターまでが雪のため通行止めになっている。