燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」は15日、同センターで昨年に続いて天神講菓子絵付け体験を行い、25日の天神講に向けて燕市で作られている菓子の絵付けに挑戦してもらった。
午前と午後の2回行い、合わせて22人が参加。燕三条地域を中心に親子のほかにおとなだけの参加もあった。
講師は燕市吉田仲町、皆川菓子舗の皆川記代子さん。煮溶かした砂糖を木型に流して作る“金花糖”で、“天神”こと菅原道真と招きねこをそれぞれかたどった2つの菓子の絵付けを体験してもらった。
着色料を水で溶かして筆で塗るだけと簡単そうだが、意外と筆遣いが難しく、とくに顔を描くとは緊張し、息を殺して集中して作業していた。子どもたちの色のセンスは自由奔放で、プラスチックのおもちゃのようにも見えるカラフルな天神講の菓子が完成していた。