小学生、中学生、高校生から県内に住む外国人と交流してもらおうと、三条市は7日午前10時から一ノ木戸小学校地域交流施設で国際交流イベント「世界の仲間とつながろう!」を開くので参加者を募集している。
募集定員は小学生10人と中高生20人の30人。参加する外国人は三条市国際交流員のピーター・カーターさん(28)をはじめ、新潟市国際交流員4人、元三条ALT1人の計6人で、出身国はカナダ、ロシア、中国、ベトナム、韓国、アメリカとすべて異なる。
はじめに6人が母国の紹介を行ったあと、小学生はチョコレートピーナツバターバーのスイーツ作りを行い、その間に中高生は韓国語講座を受ける。続いて今度は中高生がメキシコ料理のタコスの調理に挑戦し、その間に小学生はロシアのお守り人形作りを行う。
食事のあとは、穴のある小銭を紙や布で包んで羽を作り空中に蹴り上げる韓国の遊び“チェギチャギ”、韓国のめんこ遊び“タッチチギ”などで各国の伝統的な遊びやジェスチャーゲームなどでみんなで遊び、午後3時に終わる。
三条市青年海外派遣事業がなくなってから、新たな交際交流事業をと英語劇を行い、昨年は国際交流イベントを行っており、今回はその2回目。昨年は19人が参加して好評。ことしは外国人を昨年の4人から6人に増やし、時間も足りなかったので長くした。
ピーター・カーターさんは「6カ国もの人と一緒にふれあえる機会はほかにないので、遊び感覚で国の文化の違いを知ってほしい」と参加を呼びかけている。参加費は400円。エプロンと三角巾を持参する。参加したい人は3月4日までに三条市経済部地域経営課地域振興係(電話:0256-34-5511、内線428)へ申し込む。