三条市の生涯学習課と中央公民館では、28日、3月1日の2日間、中央公民館をはじめ図書館、歴史民俗産業資料館を会場に「まちなか文化祭〜中央公民館作品展」を開く。
毎年、中央公民館作品展を開いて公民館のサークルや講座の作品を展示してきたが、より規模を大きくしてにぎわいのあるイベントにと、一昨年から“まちなか文化祭”として開いている。
こしともメーンは中央公民館作品展で、28日は午前9時から午後6時まで、1日は午後4時まで開き、中央公民館で活動する人たちが制作した書道、俳句、紙人形、日本画、水墨画、彫塑、ペン習字、陶芸、生け花などを展示する。あわせて今年度、子どもたちの能力を高める文化・芸術の一番星事業「デッサン教室」を受講した小学生から高校生まで10人が制作した鉛筆や木炭で描いたデッサンなど12点も展示する。
大ホールでは2日間とも午後2時からイベント。28日は第三中吹奏楽部、三条高音楽部、三条東高と三条高のダンス部、1日は三条小ふるさと太鼓、三小相承会が出演する。
さらに28日は午前10時から午後5時まで「まちなかカフェ」を開設し、カフェラテなドリンクの販売や500円で参加できるカフェラテ体験を行い、午前10時から午後2時まで「縄文ラブ アンギン編み体験」で無料で縄文から伝わるアンギン編みでコースターを作れる。1日は午前10時から午後2時まで花月菴流で煎茶の手前を披露し、一席400円で参加できる。
図書館では縄文力をはかるイベント「縄文ラブ」。28日午後2時から4時まで縄文楽検定講習会、1日午後1時半から初級、2時50分から中級の縄文楽検定を行うほか、28日午前10時半からこども映写会、1日午前9時半からカレンダープレゼント、10時半から「しかけ絵本deおはなし会」を行う。歴史民俗産業資料館では、企画展「昔のくらしのはきもの」を開催中だ。
さらに、それ以外の施設でも「まちなかコラボ」が行われる。1日は歴史ある建物見学会を開き、三条別院を午前10時半からと午後1時半からの2回に分けて見学でき、かじまちの家は午前10時から午後3時までの好きな時間に見学できる。
中央商店街の化粧品の「ホテイヤ」は2日間とも午前10時から午後5時まで若返り春メイク講座を開き、体験時間は約1時間。三条鍛冶道場は1日午前9時半から11時半までペンダントトップ作りで定員20人、参加費1,000円で参加できる。元町の瀬高糀店は28日午前10時半から定員10人で食文化の話を行う。
また、1日は中央公民館で近くの歴史的建造物でオープンする「Craftsmen's Inn Kaji」で午前10時からオープニングセレモニー、一般公開で鏡開きと振る舞い酒もあり、午後4時からオープン記念講演会も行われる。
加えてスタンプラリーを行い、中央公民館、図書館、歴史民俗産業資料館とそれに加えて1カ所以上を回ってスタンプを押してもらった先着100人に、障害者福祉サービス事業「ともしび工房」の利用者が作った洋菓子をプレゼンとする。
昨年は中央公民館作品展に1,005人、それ以外の会場に2,176人の合わせて3千人以上が来場しており、大勢の来場を呼びかけている。