三条市の生涯学習課と中央公民館では、28日、3月1日の2日間、中央公民館をはじめ図書館、歴史民俗産業資料館を会場に「まちなか文化祭〜中央公民館作品展」を開いており、市民の芸術活動の成果を集めて展示、発表している。
毎年、中央公民館作品展を開いて公民館のサークルや講座の作品を展示してきたが、より規模を大きくしてにぎわいのあるイベントにと、一昨年から“まちなか文化祭”として開いている。
こしともメーンは中央公民館作品展で、中央公民館で活動する人たちが制作した作品を管内にぎっしり展示。図書館と歴史民俗産業資料館、さらに三条市の中心地の三条別院や店舗でも関連イベントを行っている。
初日28日は午後からのホールイベントを前に午前は来場者が少なく、静かだったが、人気だったのは28日限りの「縄文ラブ アンギン編み体験」。無料で縄文から伝わるアンギン編みで麻のコースターを作れる体験で、この体験を目的に訪れる人もいて、集中して木の枠のような工具に向かっていた。
これも28日限りだが、ラテアートが体験できる「まちなかカフェ」も人気だった。1日の中央公民館でのイベントは煎茶(せんちゃ)点前、ホールイベントは三条小ふるさと太鼓と三小相承会などある。展示は午前9時から午後4時まで。