中小企業大学校三条校(小田島祥行校長・三条市上野原)の看板コース「経営管理者養成コース」の受講者OB会「会縁会(ええんかい)」は2月28日、同校で第14回総会を開き、総会と特別研修会を行った。
長野など県外を含む会員36人が出席。代表幹事のシマト工業(株)品質技術部長の冨士田篤代表幹事はあいさつで、チャンスをつかむために、いろいろな所へ出向き、いろいろな話をして、そのなかで自分の会社にあったものをつかんでいければきっと良い年になるのではと話し、「この会縁会がそのひとつの情報収集の場になって皆さんの役に立てれば幸い」と期待した。
総会では、次期代表幹事に第13期受講生の相場産業(株)社長の相場健一郎さん(36)、会計監事に(株)ニシカタヤ社長の土田昌幸さん(44)を決めた。
次期会長に決まった相場さんはあいさつで、会縁会の良さは世代を超え、業種、業界を超えたつながりと考えるが、参加者は近隣が多く、市外、県外は多くないことから、ぜひ三条に来たいと思ってもらえるようなことを考えていきたいと述べ、「ひとつは『燕三条 工場の祭典』にあわせた集いの場をつくり、皆さまに有意義な時間になるような会を開きたい」と考えを示した。
続く特別研修会では、シマト工業(株)の斉藤直人社長を講師に「シマト工業のこれまでと今後」のテーマで聴いたあと、三条市柳川新田の同社に移動して工場見学会を行った。
経営管理者養成コースは、経営管理者として必要となるマネジメント手法や実践手法などについて、体系的、総合的に習得するプログラム。毎年開講し、今年度21期が修了。同コース創設から10年目に、OBの相互交流や受講後の同校との連携を図ろうと「会縁会」が発会した。
第22期となる平成27年度は、9月15日に開講し、翌28年2月まで全25日間の日程で開く。