2月1日放送されたタモリ出演のバラエティー番組「ヨルタモリ」のコントに登場した“燕三条市の吉村勇さん”が3月1日の放送回で再び登場した。
番組内で劇中劇のようにテレビ番組が流れ、タモリがコントを披露するコーナーがある。2月1日は「素人さん!ものまね王座決定戦」と題した番組のコントで、タモリは新潟県“燕三条市”の公園緑地課職員の吉村勇と名乗り、架空の人物のものまねを演じた。
“燕三条市”という存在しない市名が使われたことから、ネット上では誤りを指摘する声が上がった。前回のこのコラムでも書いたように鉄ヲタのタモリは、燕三条駅はあっても燕三条市は存在しないことを知っている可能性が高いと思う。
それはさておき、今回の放送では“燕三条市”と名乗らなかった。ちょっと寂しいが、公園緑地課から道路管理課に異動になったと自己紹介した。問題でも起こして不定期異動になったのだろうか。仮に燕市と三条市が合併して本当に“燕三条市”が誕生したら、Wikipediaの“燕三条市”の項目には、このエピソードが掲載されることだろう。例えばこんな感じ。
「タモリは燕三条市が誕生する○年前にテレビ番組『ヨルタモリ』のコーナーで、ものまね番組に出演する“燕三条市の吉村勇”と名乗る架空の人物を演じた。合併以前から両市の境界にまたがって建設された“燕三条駅”の駅名などにより、県外では“燕三条市”が存在していると思っていた人は多く、ネット上でもタモリの誤りを指摘する声が広がった。タモリは当時、燕三条市が存在しないことを知っていたかどうかについては語っていないが、タモリの先見性を評価する声もある」とか。
と、ここまで書いてあらためてWikipediaで「ヨルタモリ」を検索したら、吉村勇が登場した2回分の放送についての記述があった。はやっ!