燕三条地場産業振興センターは7日、物産館をリニューアルオープンし、正面から見える奥の壁面のデザインを変更、免税店化を前に3カ国語表記などを施した。
昨年2月に続いてリニューアルを行った。昨年は入り口を入って正面奥の壁面の中央部分を燕三条Wingと同様に白と緑の2色を基調とした壁面を新しく構成したが、今回のリニューアルはその両脇を中心に同じようなデザインでリニューアルし、統一感を増した。向かって左に包丁、右に鎚起銅器をそれぞれ約200アイテムずつ展示した。
加えて4月2日から燕三条Wingと同時に免税店になるが、一足早く今回のリニューアルで、天井から下がる「キッチン用品」、「洋食器」、「会計」などのカテゴリー看板を日本語に加えて、英語、中国語の3カ国語表記に変えた。
さらにほぼ中央にあった会計を正面玄関から入って左側に移動したことで、物産館に入るとリニューアルした奥の壁が視界に飛び込んで印象づける。約8,000点の展示アイテム数はこれまで通りだが、一部の売り場を移動したり商品配置を変更したりしてすっきりと見やすい展示を心掛けた。
リニューアル工事はオープン前日まで4日間かけて行った。リニューアルオープン当日は1人1本限定で先着30人に包丁の研ぎ直しサービスを行ったが、午前11時半で申し込みが30人に達する人気で、好天に恵まれたこともあって来店客数もふだんより多かった。