寒波で大荒れ、三条は最低-1.6度で除雪車出動、各地で停電 (2015.1311)

10日夜をピークに10日から11日にかけて大荒れの天気となり、三条では-1.6度の厳しい冷え込みとなり、降雪もあって銀世界に逆戻りした。

三条市上須頃地内、田んぼは銀世界になり木の幹に強風で横なぐりの雪が張り付く

11日に入って午前10時までの最低気温は、前日10日の最低気温と同じ-1.6度だった。10日朝から西寄りの風が強まり、10日夜に瞬間最大風速19.3メートルを観測したが、11日に入ってからしだいに収まっている。

雪も降り、11日午前7時で三条市消防本部南分遣所では6センチの積雪を観測した。夜は道路が凍結し、朝、起きて見れば一面の銀世界。あっと言う間にまるで真冬の風景だった。

夜は県央地域の三条市や燕市、加茂市を含めて県内各地で強風の影響と思われる停電が発生した。11日午前、三条市では下田地区の広い地域で除雪車が出動し、三条地区の嵐南地域の一部でも吹きだまりの排雪などで出動した。

新潟地方気象台は10日夕方に暴風雪警報などを発表したが、11日午前4時34分に三条市など県内の大雪警報を解除した。暴風雪警報は継続している。