「元気磨きたい」として燕市民が元気を増進させるプロジェクトに取り組んだ成果を発表、体験してもらう「元気まつり」が15日、燕市吉田産業会館で開かれ、1年の活動の成果を発表した。
市民主役の健康づくりをと、2008年3月に燕市健康増進計画「磨け!磨け!元気プランつばめ」を策定したのを契機に、元気、健康を増進しようと、市民がさまざまなプロジェクトをつくって1年間、活動する「元気磨きたい」を発足し、今年度で7年目。
その1年間の活動の締めくくりが「元気まつり」。ことしは3つの新規を含む15のプロジェクトが活動した。その成果を各ブースで趣向を凝らして発表し、来年度のメンバー募集もPRした。
メンバーは年配の人が中心。オープニングで「笑点」のように「元気磨きたい」の活動を大喜利風に紹介して始まり、寸劇、体操、着物の着付け、ボウリング、さらに「男のチューボー」プロジェクトはフライパンで中の物をひっくり返すことに挑戦するなど、工夫を凝らしたイベント満載で来場者に楽しんでもらった。
今回は、つばめ元気かがやきポイント事業の抽選会と表彰式を行った。この事業は参加を登録して健康づくりに取り組み、それに応じてポイントがたまるもので、今年度初めて行った。
登録者3,109人でポイント報告者は501人。このうち2,000ポイント以上をためて107人に健康ヒーロー表彰者、健康診査などを受けてウォーキングマップ800キロを踏破した76人をウオーキングマイスター、レインボー健康体操やアイソメトリックなどをした10人をレインボー健康体操マイスターとしてそれぞれ表彰し、代表者に鈴木力市長から賞状を手渡した。
最高ポイントは2,540ポイント。鈴木市長は2,216ポイントで「家族で一緒になって刺激し合いながら取り組めるのがいい」とポイント事業をアピールした。
抽選会は200ポイントにつき1回参加でき、景品は協賛企業などが提供したティッシュやマスクから血圧計やコメまであり、参加者は思いがけないごほうびを喜んでいた。鈴木市長はステージに上がって抽選し、マスクやドリンクを当てた。