燕署は14日、前日13日に250万円の被害を受けた燕市内に住む60歳代の女性Aさんからオレオレ詐欺の特殊詐欺被害の届け出を受理した。
12日から翌13日にかけ、息子を名乗る男からAさんに電話があり、「浄水器を売る内職をして、会社の金を使い込んでしまった。監査が入ることになった。上司が300万円用立ててくれるので、残りの250万円を出してほしい」などと言われた。
Aさんはその言葉を信じて13日日午後2時半ころ、自宅に取りに来た息子の知人で郵便局員を名乗る男に現金250万円を渡し、だまし取られた。その後、息子に確認してだまされたことに気づき、燕署に届け出た。
燕署では、子どもから「内職やアルバイトで失敗して会社の金を使い込んだ。自分は行けないから知り合いや上司などが取りに行く」という流れは特殊詐欺の典型的な手口なので、必ず子どもに確認するよう注意を呼びかけている。