燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」で14日、3Dプリンター実演会が開かれ、午前と午後で定員20人のところ30人が参加する人気だった。
「3Dプリンターを使って、手描きでメダルを作ろう!」がテーマ。紙に円のなかに好きな絵や文字をデザインし、それをスキャンし、データ化し、3Dプリンターで直径38ミリ、厚さ5ミリの白い樹脂製のメダルを作った。
メダルは線を描いた部分が盛り上がるようになっており、子どもからおとなまで、女性の参加も。昨年12月に「燕三条Wing」で3Dプリンター無料体験会を開いたときも予想以上の参加があり、幅広い層に人気だ。
参加した人たちはマンガのキャラクターや動物、名前などを自由に描き、子どもたちは3Dプリンターに目をくぎ付けで、少しずつ積み重ねるようにメダルが厚さを増していくようすに見入っていた。また、3Dプランターがどんなものか自分の目で確かめようという製造業関係の人もいた。
このほか燕三条地域で3Dプリンターで作られている製品の展示や3Dプリンターによる全身像をスキャンするハンディースキャナーの体験、コントローラーを使ってコンピューター上で3Dデータを作成するモデリングソフトの実演も行った。