三条市は17日、三条市立森町小学校(佐藤和彦校長・児童82人)でエコクラス認証交付式を行い、環境にやさしい活動を続ける「エコクラス」認定制度に取り組んだ6年生をエコクラスに認定した。平成15年度からスタートして60クラス目の認定となった。
エコクラス認定制度は平成15年度に旧三条市が創設し、合併後も継続して12年目。小中学校のクラス単位で節電や節水、給食を残さない、花を植えるなど地球に優しい生活を考えた目標と実践項目に継続して取り組み、その結果を三条市に報告。環境に優しい学校生活が送られていると認められたら、三条市長がエコクラス認定証を交付している。
この日、午後1時45分に渡辺環境課長が市の環境マスコットキャラクター「エコちゃんサンちゃん」とともに6年生の教室を訪れ、代表児童に認定証と記念品を手渡した。記念品は。植物油でできた作った固形石けん、間伐材を使ったノート、エコちゃんサンちゃんンのステッカーと、60クラス目を記念したミニタオル。同校の認定は7年連続。また、今回の認定で三条市のエコクラスは60クラス目で、計1,705人の児童が取り組んだ。
ことしの6年生は、11人。地球にやさしい活動として、みどりの募金、節電、節水、給食、ペットボトルのキャップ集め、古紙回収の班で取組み、1人が2つほどに参加。さらに、ごみ拾いを全員で行い、昨年12月から3月までの4カ月間、計7つの活動にチャレンジした。
渡辺課長は、6年生の頑張りを称えた。さらに、ごみは単にごみと思わないで、使えば資源と覚えていてほしい。また、環境の活動は、1人でもできるが、1人より2人、大勢がみんなで力をあわせればもっと効果が出る。
ひとりが蛇口を点検しても大したことはないが、学校のみんなや家族、地域全体がみんなでやったら相当な節水ができる、節電も古紙回収も多くの資源に還元される。さらに、あと5日で卒業する6年生に、中学に行ったらまたこういう活動をみんなに伝え、ぜひ続けてほしいと話した。