燕市社会福協議会と燕市ボランティア・市民活動センターは13日、燕市西燕公民館で燕西地区地域支え合いボランティア養成講座を開いた。
燕西地区の地元住民や燕西地区支え合い活動推進委員会(宮崎晴雄委員長)の委員などが十数人が参加。新潟青陵大学看護福祉心理学科の李在檍(い・じぇおく)准教授から「地域福祉の現状と課題」、燕市社協職員から「燕市での支え合い活動のしくみづくりについて」のテーマで講演を聴いた。
燕市は平成25年度から地域福祉活動計画を進めており、地域の支え合いがうまく回るようにと翌26年度から市内の各まちづくり協議会に支え合い活動推進委員会を設置している。燕西地区では15人が委員になっている。
西燕地区では4日から毎週水曜の午前9時から正午まで西燕公民館で燕西地区相談所「こまりごと相談所」を開設。3人が相談員が高齢者や障害が理由で電球が交換できない、ごみ出しができない、除雪ができないといった生活のなかのちょっとした困りごとの相談にのり、問題解決に登録したボランティアが対応している。
そうしたボランティアを養成しようと初めて今回の講座を企画した。今年度の講座はこれで終わりだが、来年度も地区を変えるなど1回は開きたい考えだ。