燕三条プライドプロジェクトツーリズムグループは、この春も4月11日から5月30日まで地元の住民や職人のナビゲートでまちあるきする「燕三条ものづくりの心に出会う『まちあるき』」の行い、その前期分の受け付けを23日、開始した。
5年前から春と秋の年2回行っているまちあるきで、今回で11回目。「ものづくりの心」を共通コンセプトに、燕三条エリアをめぐってその魅力を肌で感じ、発見してもらおうと、人気の定番コースや新コースなど毎回、そこで暮らすナビゲーターが提案し、趣向を凝らしたコースを設定している。
今回は、「職人の技」3、「歴史に出会う」7、「美の追求」2、「まちの彩り」2、「食の技」1、「まちあるきイベント」1の6つのジャンルの全16コース。
初めて登場したコースの1つは、5月15日実施の三条まつりをメーンとした「十万石行列の祭りを楽しもう」。地元三条の人でもなかなか見ることはない、大名行列の着付けの見学から始まり、八幡宮境内に展示される傘鉾コンクールを見学、三条のソウルフード「カレーラーメン」でも知られる泉食堂で自己負担で昼食の後、八幡宮の祭り会場に向かうコース。
定番でとくに人気を集めるコースは、4月18日のJR燕駅前集合で朝市や玉川堂、純喫茶ロンドンなどを巡る「つばめの魅力再発見!〜職人気分で鎚起銅器製作体験〜」。4月26日開催で、ケンオー・ドットコム『鉄道双見』の執筆者藤井芳輔さんがナビゲーターの「弥彦線の車窓から」のコースなどがあり、今回も設定した。
申し込みは、4月に開催する前期分を3月21日から受け付けている。各コースとも定員を設けており、定員に達すればキャンセル待ちとなるので、参加を決めたらすぐに申し込みたい。また、5月に実施する後期開催分は、4月20日から受け付ける。
申し込みや問い合わせは、燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」(電話:0256-34-7310・午前10時から午後5時まで)へ。公式サイトでは、各コースの詳しい内容や実施状況を確認でき、無料で会員登録すればいつでも申し込める。