泉田裕彦知事は23日に放送された文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」の「大竹メインディッシュ」のコーナーに出演。AKB48の国内5つ目の姉妹グル―プとして新潟を拠点に10月に発足するNGT48にふれ、新潟発の女性アイドルグループ、Negiccoとの関係もあり、「大変でして」と苦しい胸の内を明かした。
番組では、パーソナリティーの大竹まことさんにNGT48誕生の話題をふられ、「(NGT48は)まったく予想していなかった」とし、「若い人の文化、発信をすごく期待」した。
秋元康さんとの対談で、ステージに立って拍手をもらうと人生観が変わり、卒業生が全員が歌手や女優になるわけでないと聞き、「努力する、自分の限界にチャンレジしてみる場所としてこういうグループがあるのは教育上もいいんじゃないか」と評価した。
先にAKB48の高橋みなみさん、横山由依さんが泉田知事を訪問したエピソードを話したあと、「結構ね、これ大変でして」と自らNegiccoをとりあげた。
Negiccoは“にいがた観光特使”なので、泉田知事と一緒にAKB48のふたりを迎えたこと、Negiccoが小学生のときにラジオ番組に一緒に出ていたことを紹介し、番組パートナーの阿川佐和子さんに「あたしたち、どっちが好きなの?、知事」と突っ込まれると、「という話になるでしょ。だから両方とも伸びてもらうのが大事」とかわし、さらに阿川さんに「そうはいかないかな」と突っ込まれた。
「いろんなところからいい子が入ってくれればいいかなと思う」と、泉田知事は、エンターテインメント性も高く、発信力の高いグループとして地元で一緒に伸びていってくれることを願った。
また、番組の冒頭で土産として、今が旬の新潟のブランドイチゴ「越後姫」とあわせて、花とステンレス製の花台を組み合わせた燕市で生まれたギフト商品「KALEN」を阿川さんにプレゼント。大竹さんは「うぉー、すごい!」と大きな声を上げて驚き、泉田知事はノーベル賞授賞式の晩さん会で燕の洋食器が使われていることも話した。
北陸新幹線の金沢開業に対して在来線の魅力をPRするとともに、いずれ早い段階で営業路線外で運転手体験できる施設の建設、来春のリゾート列車投入の考えを示した。このほか酒の陣や原発についても話した。泉田知事が出演したコーナーは放送日から1週間はポッドキャストでダウンロードできる。