4月26日執行の加茂市長選挙と加茂市議会議員一般選挙の立候補予定者説明会が25日午後1時半から加茂市役所で開かれ、6期目を目指す現職の小池清彦氏(78)=八幡1=と12年前の2003年の市長選挙に立候補した新人の坂上時平氏(64)=芝野=の2陣営が出席した。
加茂市長選挙は、前回2011年には無投票で小池氏が当選。前々回の2007年は小池氏とほか2人の計3人が立候補し、小池氏が当選した。
坂上氏はその前の2003年の市長選挙に立候補し、現職の小池氏との一騎打ちで敗れ、次の2007年4月は市議会議員選挙に立候補し、落選した。今回の市長選では、元市議など複数に立候補を打診してきたが、立候補するという人はなく「無投票はさせられない」と自らが立候補することを決めた。説明会には本人が出席した。
坂上氏は、加茂市に生まれ、七谷小学校、七谷中学校、加茂農林高等学校卒業。郵便局に勤務して、三条、五泉、長岡などで勤務した。その後、当時の加茂電電公社に入社し、60歳の定年を迎えるまで社員として務め、現在は(株)NTT東日本-関信越の社名となった同社の契約社員として勤務している。
無投票とも見られていた市長選だが、これにより選挙になる可能性が高まった。
市議選は定数18に対して24の陣営が参加した。内訳は、現職16、元職1、新人6、公表不可1の計24。市長選挙、市議会議員選挙とも、4月19日告示、26日投開票。