三条野球連盟(稲葉泰敬会長・加盟76チーム)は23日夜、三条市体育文化センターで平成27年度第一回理事会を開き、シーズンの幕開け「市長杯争奪大会」の出場チームが参加して組み合わせを決めた。
27年度の加盟チームは昨年より2チーム多い76チームでスタート。昨年の納会以来となった理事会には各チームの代表者と役員など100人余りが出席し、平成27年度の役員体制や事業計画、開幕式、クラス分け、市長杯大会などについて決めた。
昭和21年に創立した同連盟がことし70周年を迎える記念行事の1つとして、歴史を整理・記録した連盟誌「三条野球連盟のあゆみ」を刊行し、この日、配布した。
稲葉会長はあいさつで、70年を迎えるにあたって連盟誌を発刊できたと感謝。終戦直後、苦しかった時代も含めて、今日まで野球連盟を支えてくれた先輩諸氏を含めてその歴史を後世に伝えたいとし。さらに、グラウンドのない時代に尽力してくださった行政の皆さんに働きかけながら、また、スタンド付の現在のパール金属スタジアムの完成など70年の歴史をつづっており、記憶が薄れないうちにまとめようと3年をかけて制作したと話した。
また、ことし2月、副会長の1人だった横山和夫さんが63歳の若さで急逝した悲報を伝えた。野球を愛し続け、後輩の指導にも尽力した横山さんの逝去は痛恨の極み、残念でならないと述べ、冥福を祈った。
今シーズンもクラス分けは、昨シーズンの成績により、Aクラス8チーム、Bクラス16チーム、B2クラス16チーム、Cクラス36チームの4クラス。各チームの代表者が抽選を行って、市長杯争奪大会の組合せを決めた。