27日に燕三条地場産業振興センターで開かれる第9回全国都市改善改革実践事例発表会「越後三条カイゼン工房」を前に26日夜、ジオワールド・ビップでその前夜祭が開かれた。
文字通り全国の自治体が改善改革に取り組んだ実践事例を発表するもので毎年、全国各地で開かれている。ことしは初めて三条市での開催。福岡県福岡市で開かれた前回、三条市は期限付き任用職員制度の導入を発表し、参加者による人気投票で最多得票を得ている。
今回は全国から役700人が参加し、2つの会場で合わせて39団体が発表を行う。当初はバングラデシュからの参加も予定され、先に国定勇人市長は開催地としてバングラデシュを訪問し、あいさつしたが、政情不安のため中止になった。
発表会では事例発表だけにとどまらず、三条市のPRパンフレットの配布はもちろんPR動画の上映、スプーンプレゼント、三条商業高校書道パフォーマンス、ミニ三条マルシェ開催など、三条市のPRを詰め込む。
その発表会を前に全国の参加者から交流してもらおうと前夜祭を開いたもので、役100人が参加。三条市の吉田実副市長は「それぞれ発表されたことを持ち帰って形にしてもらうという思いを込めて“越後三条カイゼン工房”という名称にしたと説明。関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科の石原俊彦教授の音頭で乾杯し、交流を深めた。
■昨年の第8回全国都市改善改革実践事例発表会「カイゼンDONTAKU in ふくおか」での三条市の実践事例発表の動画