4月3日の県議選告示日を前に24日、名古屋豊三条市議の後援会青年部「新風会」は、三条市選挙区から県議選立候補を予定している3氏を招いた公開討論会「新風会〜県政を考える夕べ」を開き、参加した約130人が、地域経済の活性化や農業についてなどそれぞれの考えを聴いた。
午後7時から三条市東公民館で開いた。主催の「新風会」は、県央地域の企業代表者や農家、教育関係者などの20歳代から50歳代の70人余りでつくる。同会では「県政はよくわからない」、「遠い存在」などと言われるこもある県議会だが、県政と市政は密接な関係にあって、市と県、市議と県議が連携して進めていかなければならない問題もあるということを有権者に知ってもらいたいと企画した。
この日、自民党で現職の佐藤卓之氏、坂田光子氏、民主党の藤田博史氏の3人が参加。ほかに田村正宏氏が立候補を表明しているが、今回は名古屋市議の付き合いのなかで出演を依頼したこともあり、3氏での公開討論となった。
名古屋市議が質問を投げかけて3人が順番に答えるという方式で進行し、地域経済の活性化、農業、観光産業、教育についてなどテーマごとに考えを聞き、さらに「なぜ県議会議員を目指すのか」、「自分でなければならないわけ」などを聞いた。
1時間半の限られた時間だったが、3人とも各テーマごとにそれぞれの考えを、自らの言葉でていねいに話し、参加者は3人の生の声をじっくりと聴いていた。