若者の主体的な活動を応援し、燕市の将来を担う人材を育成しようと燕市は「羽ばたけつばくろ応援事業」を開始し、子どもたちの夢の実現や社会参画を補助金で支援する。
目標や夢を実現するための自己啓発、学習、視察などの活動や地域で取り組むイベント、地域活動など社会参画の企画を募集。その活動費などを助成する。
個人と団体で募集し、個人は高校生から20歳までを対象に補助額は10万円まで、団体は小学生から20歳までを対象に補助額は25万円までで、個人5件と団体2件の計100万円を予算化している。
4月1日から5月11日まで事業を募集し、助成対象となる活動期間は6月1日から12月28日まで。1次審査の書類選考と2次審査のプレゼンテーションで補助事業を決める。
具体的に夢の実現活動では、燕市のC級グルメの開発や海外交流事業、市民アート推進活動、観光アプリの企画・開発、地域活動実践活動では学校で取り組みの難しい事業、地域を誇れる地域で取り組むイベント、被災時の避難誘導看板の設置や防災マップの作成などをあげている。
市の子どもを対象とした対策は義務教育の小中学校が中心になるが、燕市の子どもは高校生もはたち前もいることから、そこを手当てしようと企画した。財源は太陽光発電の収益金による燕市子ども夢基金を充てる。鈴木力市長「子どもたちのいろんな取り組みにチャレンジしていくことを期待する」と応募を呼びかけている。詳しくは燕市教育委員会学校教育課(電話:0256-77-8195)へ。