燕市佐渡、中越衛生処理場の跡地に整備した防災機能を備えた「東町公園」が4月1日、供用を開始し、26日にオープニングイベントと合同防災訓練が行われる。
公園の面積は約1万6,000平方メートルで、サッカー場約2.2面分。市民の憩いの場であると同時に、かまどベンチや風呂になるパーゴラ(日陰棚)などの防災設備が設置され、災害時の機能を備えているのはもちろん、防災の学びの場としても活用できる公園となる。
燕市は、これらの設置を業者にモデル展示場として名前を表記できるプロポーザルコンペを行って業者を選定した。その結果、本来なら公園整備の見積もりが1億1000万円ところ、プロポーザルによって3500万円ですみ、7600万円の経費を削減できた。
26日のオープニングイベントと合同防災訓練は午前10時から11時半まで行い、式典のあと防災施設の展示や実演説明会心肺蘇生法訓練、消火器訓練、震災体験、防災ブース出展などさまざまイベントを行い、地元の燕第二地区まちづくり協議会や自治会も協力する。