三条市医師会准看護学院(池田稔学院長)は、2日午後1時半から燕三条ワシントンホテルで第52期生の入学式を行い、准看護師を目指す35人が看護の道への第一歩を進めた。
ことしの応募者は昨年より17人少ない60人だったが、それでも定員の約2倍。試験の結果、18歳から43歳の女29、男6の計35人が合格した。
入学式では、学院関係者と2年生33人、来賓や家族が見守るなか、1人ずつ名前を呼ばれてその場に立ち、池田学院長から「35人の入学を許可します」との言葉を受けた。
池田学院長は式辞で、「(入試)面接のときに話してくれた看護師になりたいという夢を胸に、これから2年間、頑張ってください」と述べ、看護師はやりがいのある仕事だが、非常に責任のある仕事であり、厳しく指導するが、慈しみの心と笑顔をもって頑張ってほしいと願った。
新入生を代表して五十嵐春奈さん(29)が新入生宣誓を行い、「この伝統ある三条市医師会准看護学院の学生としての誇りと責任を忘れず、一人ひとりの心に寄り添うことのできる看護職者を目指して日々、努力を重ねていく」と誓った。
今スタートした看護の道の第一歩。新入生の学院生活は、座学や学内実習を行い、翌年に病院での実習を行う。